現代、多くの日本人が長寿を享受していますが、大切なのは死ぬまで健康的な暮らしができるか、すなわち健康寿命をいかに長くするかです。80歳を超えても、自分の意思で自由に動ける生活を維持するためには、「病気にかからないこと」が欠かせません。特に60歳以降、多くの人が健康上の大きな課題に直面します。それは「排泄機能の衰え」と「毒素の蓄積」です。
60歳以降に加速する老化と毒素の蓄積
私たちの体は、約60年間使うと五臓六腑が衰弱し、細胞の老化が始まります。
これにより、健康維持の基盤となる自然治癒力(生命力)が低下します。
排泄の力が強いことは、生命力が十分にあることの証拠とも言えますが、老化が進むと、本来、尿、便、汗、痰などによって排泄されるはずの毒素や老廃物をスムーズに排泄できなくなってしまうのです。病気の発生は突然起こるのではなく、長期間にわたる毒素の累積、蓄積によって生じます。
東洋医学では、この蓄積された毒素を含んだ血を「汚血(おけつ)」と呼びます。
汚血は、単なる「ドロドロ血液」よりもさらに悪い状態で、不純物や老廃物を多量に含んでいます。
汚血の主な原因の一つが、現代社会で避けがたい化学薬品です。
薬は石油から作られた人工的な化学物質であり、人体にとっては「異物」です。
肝臓は自然由来の物質の分解には優れていますが、人工的な化学薬品の処理は苦手です。
その結果、処理しきれなかった化学物質は毒素となり、体内に蓄積し、やがて汚血となって万病の元となります。
汚血は体内の隅々に蓄積し、特に背中(汚血のタンク)、関節の隙間、毛細血管の末端などに溜まりやすいとされています。
汚血が溜まると、血流が悪くなり、全身の循環が滞るため、細胞や組織がうまく機能しなくなり、体の不調や病気が発生するのです。

健康寿命を延ばす秘策とカッピングによる汚血の排出
60歳以降の健康を左右する汚血を効果的に防ぐためには、まず毒素を体内に取り込まない生活を心がけ、過労やストレスを避けることが基本です。しかし、長年の累積で溜まってしまった汚血や老廃物は、運動や入浴、汗や尿といった通常の排泄機能だけでは完全に取り除くのが困難です。そこで、特に注目すべきなのが、汚血を体外へ物理的に排出する治療法です。
東洋医学には古くから、カッピング(吸角療法や吸玉療法)といった汚血を取り除く技術が存在します。カッピングの技術(吸引療法)では、硬質ガラスのカップを患部に吸い付かせることで、病気の原因となる汚血を確実に体外に排出します。
汚血は体表近くに集まりやすいため、外からの物理的な除去が可能となるのです。
汚血を取り除けば、肌ツヤが良くなるだけでなく、滞っていた血流が改善し、全身の循環が良くなります。
その結果、自己免疫力が高まり、生活習慣病(糖尿病、高血圧、動脈硬化など)や認知症、がんなどの予防や回復に役立つ効果が確認されています。
汚血を除去するこの「浄化作戦」は、がんの転移や再発の予防にもつながると考えられます。

まとめ
60歳以降もいきいきと健康な生活を送るための秘訣は、老いに伴う排泄機能の衰えを認識し、体内に蓄積した「汚血」という毒素を積極的に取り除くことにあります。現代医学では根治が難しい慢性疾患も、汚血を除去し、体の根幹である五臓六腑の働きと自然治癒力を高める東洋医学的なアプローチによって改善が期待されます。
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