なぜ肩こりが起こるの?
肩こりになる原因は人によって様々です。しかし大半の人は姿勢の悪さによって肩こりが引き起こされています。
デスクワークなどで同じ姿勢が長時間続いたり、同じ方の肩にカバンをかける癖があるなど、偏った姿勢を続けることにより肩周辺の筋肉が疲労により硬くなり、その筋肉が血管を圧迫してしまいます。
そうなると血行が悪くなり、十分なエネルギーが筋肉に届かなくなってしまい、エネルギー不足になると身体は危険信号として痛みを発し、不愉快な症状を引き起こします。
肩こりが改善しない理由
疲労が蓄積すると自律神経が乱れ、交感神経が副交感神経よりも高まり、身体が緊張しやすくなります。
そして身体が緊張すると肩に力が入ってしまい、さらに肩こりが悪化してしまう・・・という悪循環に陥ってしまいます。
また、肩こりに付随して頭痛・めまい・吐き気・耳鳴りなどの症状を引き起こすこともあります。
しかし一般的に行われる肩こりの治療は対処的なマッサージや湿布、痛み止めなどで終わってしまうことがほとんどで、これらの場合、一時的には痛みが緩和しても、肩こりの原因が改善されていないので、すぐにまた再発してしまいます。
再発を繰り返し、肩こりをそのままにしていると、頸椎にダメージとなってしまうばかりか、それが神経を障害してしまうようになると、手の痺れや痛み、力が入りにくいなどの深刻な症状を引き起こしてしまうこともあります。
そうなってしまう前に、早めの治療を心がけましょう。
当院では・・・
当院では肩甲骨に着目し治療に当たっています。
肩甲骨周りの筋肉の緊張が姿勢を悪くすることで様々なトラブルが発生します。
肩甲骨が本来の動きを取り戻せるように周囲の筋肉の調整を行います。
また、筋肉の調整と同時に正しい姿勢をキープできる体づくりをすることも大事です。
日常生活で少し心がけるだけでも変化がありますので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
ご自宅で簡単にできるエクササイズもお教えしております。
なぜ腰痛が起こるのか。
肩こりと同様に腰痛の原因や症状も様々です。
しかし多くの場合、日常生活の習慣が大きく影響しております。
・長時間の座り仕事。
・重い荷物を持ち上げる作業。
・畑仕事でのしゃがみ、中腰姿勢。
・子供を抱っこし続ける。
これらは筋肉の使い過ぎ、使わなさ過ぎ、骨格の歪みからくる腰痛の原因です。
腰の筋肉は骨盤に付いており、筋肉が硬くなることで骨盤が動きづらくなり、その分余計な負担がかかった結果、腰の痛みとして症状が現れます。
また痛みだけでなく、硬さを残すと脊柱アライメント不良(背骨のラインが悪くなる)が発生してしまいます。
腰痛治療
当院では腰の痛みを改善するために、足回りを緩めることもします。
手技療法やストレッチを用いて足回りを柔軟にしていき、症状が強い場合は患部に超音波治療器を用いて痛みを抑えたり、コルセットによる固定も行います。
もちろん足回りの筋肉の硬さが原因ではない場合もあります。
痛みが出ている部分だけを見るのでは無く、原因をしっかり突き止めて治療することが大事なのです。