最近では自宅にストレッチポールをお持ちの方がいることをよく耳にします。
当院でも、患者さんにストレッチポールに乗って頂くことがあります。
そこでは必ず老若男女問わず深呼吸をさせます。
特に呼吸の『呼』つまり息を吐くことに意識させています。
そこには自律神経の安定が関係しています。
以前のブログにも自律神経について書いてあります。
ストレス過多、不規則な生活、長時間のパソコン、スマートフォンによる目からの筋肉の緊張で自律神経のバランスが乱れやすくなる現代社会で自律神経の安定は欠かすことができません。自律神経が乱れると吐き気、目まい、頭痛、肩こり、不眠などの症状が現れます。
呼吸法は自身の意思で神経コントロールできる1つの方法です。
いろいろある呼吸エクササイズの1つに478呼吸法があります。
副交感神経が優位になりリラックスできるといわれています。
1:息を全て吐く
2:4秒間で鼻から息を吸う
3:7秒間息を止める
4:8秒間かけてゆっくりとお腹を引っ込めながら吐く
これを何度か繰り返してみて下さい。
『ゆっくりと長く吐くこと』は自律神経である交感神経を落ち着かせ副交感神経の作用が働きリラックス効果をもたらします。