不定愁訴(ふていしゅうそ)という言葉をご存知ですか?
なんとなくカラダがおもだるい、よく眠れないといった自覚症状を訴えるが原因となる病気が見つからない状態です。
猛暑が続いたり、季節の変わり目など不安定な日々が不定愁訴を多くします。
そこには自律神経の安定が大きく関係します。
自律神経は内蔵、心臓の動き、代謝や体温調節など人間が生きるために欠かせない働きを担っています。
脳から背中の脊髄を通り各部に行き届きます。特に胸椎は密に関係が深いとされています。
なので猫背などにより胸周りの動きが悪いと自律神経の安定にも影響します。
図:自律神経(交感神経・副交感神経)の働き
自律神経を安定させるには次のことが大事になります。
1・姿勢を良くする
2・軽めの運動
3・呼吸法
4・水を飲む
5・規則正しい生活
当院では姿勢を良くするためだけでなく自律神経の安定を図るためにストレッチポールを使用目的することもあります。
結果的に双方の改善に繋がりますが、後者の方では呼吸を意識させることもあります。